【STPとECN】この注文方式って何が違うの?

STPとECNの違いを徹底解説してみた。

FXの発注方式には

  1. DD方式
  2. NDD方式

があります。

NDD方式はさらに2つに分かれる
  • STP方式
  • ECN方式

まりえ

ここではNDD方式のSTPとECNについて解説していきますね。

STP方式ってなあに?

これはStraight Through Processingの略で、FX業者のシステムが取引を仲介しています。

DD取引との違いは?

DD方式がディーラーが存在するのに対し、NDD取引STP方式では自動で取引を仲介するためディーラーはいません。

顧客が注文すると、システムが自動で最も有利な価格を提示しているリクイディティ・プロバイダーの価格を選定し、その価格にスプレッドを上乗せして顧客に価格を提示しています。

STP方式

スプレッドがFX業者にとっての手数料。
顧客がFXで勝ってトレードすればするほどFX業者の利益につながるので、顧客とFX業者はWin-Winの関係です。

FX業者が契約するリクイディティ・プロバイダーの質が重要

そのため、STP方式の口座選びの際には各社のリクイディティ・プロバイダーの情報はチェックしておきたいところ。
とはいえ、提携LPの情報を開示している業者はあまりありません。

リクイディティ・プロバイダー

👆はLAND-FXが公式サイトで公開しているLPとなります。
LPを公表しているFX業者は顧客の注文への流動性を保障しているので安心できますね。

STP方式はさらに2種類に分かれる

FX業者が顧客の注文を一旦決済するかしないかの違いで、さらに2つに分けられます。

トレーダーが取引する上でそこまで重要視されているわけではありませんので参考程度に知っておけば良いでしょう。

Instant Execution(インスタント・エクセキューション)方式

顧客の注文を一度FX業者が決済して自社内でカバーできる注文は相殺し、できなかった分はLPに流します。

DD方式に似ているけれど、ディーラーを介さずに自動処理で行われる点で顧客に不利益は起こりません。
ただ若干タイムラグあり、リクオート(約定拒否)が起こることも。

Market Execution(マーケット・エクセキューション)方式

別名ダイレクト・マーケット・アクセス(DMA)方式、カウントダウン方式とも呼ばれます。

DMA方式はFX業者がすべての注文をそのままLPに流します。
マーケットでマッチングを行って約定させるので、注文時に顧客に提示したレートで決済できるとは限りません。

注文は全てマーケットに流れるので、顧客の注文と反対売買の金融機関や投資家が世界のどこかにいれば取引が成立します。
よって約定拒否という概念がありません。

ただ流動性が低い時間帯や通貨ペアでは、スリッページと似た現象が起きることも。

ECN方式とは

Electronic Communications Networkの略で、FX業者のシステムが顧客の注文と電子取引所の注文をマッチングする仕組み。

顧客が注文した価格とマッチする反対売買をシステムが自動的にマッチングして取引が成立します。

すなわち、FX業者は注文に対して入り込む余地を持っておらず、高い透明性の取引が実現できます。

ECN方式

ECN方式ではFX業者がスプレッドを乗せられないので、取引手数料を徴収することで利益を上げています。
こちらも顧客とFX業者はWin-Winの関係となります。

【STP方式とECN方式】それぞれのメリット

STP方式のメリットは?

  • 取引手数料が無料
  • ボーナスがもらえる
  • 流動性が少ない時間帯ではECNよりも約定力が高い

STP方式の取引手数料はスプレッド

実際には顧客の注文とインターバンク市場に出されている注文の価格差のスプレッドに、FX業者の手数料を上乗せしてスプレッドとして表示しています。

STP方式の特徴の1つ

それは口座ボーナスがもらえる、という点。
一方ECN口座ではボーナス付与の対象外となっていることが多いです。

なので、ボーナスを使ってトレードしたいならSTP口座を選びましょう。

流動性

約定力については、流動性が高い時間帯はECNに劣るものの、逆に流動性が少ない時間帯ではECNよりも約定力が高くなります。

これはSTPの場合は注文を必ずLPが受けるため、取引量が少なくて注文が通りやすい仕組みになっています。

逆に流動性が高い時間帯(指標発表時など)で注文が殺到するシーンでは、注文を捌ききれずにスリッページが起こりやすくなります。

ECN方式のメリット

  • 取引手数料は経費として計上できる
  • 取引コストがSTPに比べて安くなる傾向
  • 流動性の高い時間帯・大量ロットではSTPよりも約定力が高い

ECN方式の手数料はスプレッド+取引手数料

まりえ

スプレッドが狭い代わりに取引手数料が都度かかりますが、手数料は経費として計上できます。
スプレッドは経費にできないのでSTP方式にはないメリットですね。

ECNの方が取引コストは安くなる

大口取引や取引頻度が多いと、取引コストの安さが効いてきます。

優れた約定力

流動性の高い時間帯では反対売買が多いため、注文がすぐにマッチングされ、STP方式よりも約定力が高くなる傾向にあります。

また、100万通貨といった大口注文もマッチングしやすいため、スムーズに約定するという特徴が見られます。

STPではLPが大量ロットの反対売買を出せるかどうかは分からないので、約定拒否になることもあります。
大口注文ならECN口座で取引した方が有利であると言えるでしょう。

STP方式とECN方式、どちらがオススメ?

STP、ECN、どちらを選んだらいいのかはトレードスタイルによって判断しましょう。

ECN口座がオススメの人
  • スキャルピングを本格的にやっている
  • 100万通貨単位の大口注文をしている
  • NY時間など流動性が高い時間帯を中心にトレードする
STP口座がオススメの人
  • ボーナスでトレードしたい
  • 海外FXが初めて
  • 小ロット取引が中心
  • 日本時間の早朝など流動性の低い時間帯にトレードする

最初はSTP口座を選び、回数もロットも増やして本格的にトレードしたくなったらECN口座に移行しても良いでしょう◎

同一業者内で口座を使い分けるのが賢いやり方

多くの海外FXではSTP口座、ECN口座のいくつかのタイプを提供していて、1つのFX業者で複数の口座を開設できます。

トレードスタイルによってSTP、ECN両方の口座を使い分けるのがオススメですよ。

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