XMの出金方法は海外送金、クレジットカード、ビットウォレット、STICPAYがありますが、出金方法を自由に選べる訳ではありません。
入金金額までは入金したときと同一のやり方で出金しなければならないなど複雑なルールがあります。
2019年は出金のルールがいろいろ変更になりました。
主にビットコインでの出金が不可能になったことが大きいでしょう。
ここでは、XMの出金方法について解説します。
目次
2019年に変更になったXMの出金ルール
- Bitcoinの入出金サービスが終了となった
- 2019年4月からBitwalletへの出金額も入金額と同額までに。
- 2019年6月20日~STICPAYが利益分の出金ができなくなった。
- iAccountによる出金も停止となった
影響が大きいものとしてはBitcoinの入出金が廃止となってことです。
そしてBitwalletもSTICPAYも入金分までの出金しかできなくなりました。
BitwalletやBitcoinが使われていたのは、24時間以内の入金と電信送金よりも手数料が安いという点でしたので、出金コストが高い電信送金はかなりの痛手です。
XMの出金ルール
- 入金金額までは入金方法と同一の出金方法、利益分は電信送金での出金
- ボーナスは出金不可・出金時に出金額に応じてボーナスも消滅する
- XMの最低出金金額は出金方法で決まっている
入金金額までは入金した方法と同じ出金方法、利益分は電信送金での出金
出金方法は原則として、入金金額までは入金方法と同一のやり方で出金、それを超えた利益分は電信送金で出金です。
例外は、JCBカードだと返金処理ができないため、JCBで入金したときは電信送金での出金になります。
また、上で紹介したように特に2019年から打ち切られた入出金方法が複数。
Bitcoinなど取り扱いが廃止になった方法で入金した場合は電信送金での出金となります。
ボーナスは出金不可・出金時に出金額に即してボーナスも消滅する
口座開設ボーナス、入金ボーナスはXMで取引するための証拠金として利用することができますが、ボーナスの出金は不可。
また、出金時には出金額に即してボーナスも消滅しますので、気をつけてくださいね。
ボーナスが消滅する割合は、出金額÷口座残高×100%です。
出金時にボーナスが失われることを考慮して出金額を調整しましょう。
XMの最低出金金額は出金スタイルで決まっている
最低出金金額は出金スタイルで変化しますが、
- 電信送金=10,000~
- それ以外=500円~
と覚えておけば大丈夫です。
XMの出金手数料
基本的にXMの出金手数料は無料です。
しかし、日本国内の自分の口座に入金する際に各サービスによる手数料がかかるため、それぞれの出金コストに開きがあります。
特に利益分を出金に選択する電信送金ですが4000円程度の出金手数料が…。
以前はBitwalletで利益分の出金ができましたので、出金手数料が安く済みましたが、今は打ち切られてますので電信送金を選択せざるを得なくなっています。
電信送金での出金方法
現在、利益分の出金には電信送金しか選択肢はありませんし、既に取り扱いが終わった入金方法もいくつかありますので、一番使うことになるのが電信送金です。
海外送金になりますので2~5営業日以内に国内口座に入金されます。
ですが銀行手数料が2,000円~4,000円と高いのがデメリットです。
受取銀行から確認の電話がくることも。
海外送金の場合、指定した受取銀行から電話で確認が入ることがあります。
銀行の質問内容は「これは何の入金なのか?」と「継続的に送金があるのか?」の2点が主に聞かれます。
電話がかかってきたら普通に「XMの利益の入金」と回答すればOK。
電信送金での出金手順
International wire Transferの出金をクリックします。
必要項目を入力していきます。
- 名(全角カタカナ) 例:タロウ
- 姓(全角カタカナ) 例:ヤマダ
- フルネーム(ローマ字) 例:Toro Yamada
- 住所 英語表記で記入
- 口座番号 普通預金の口座番号のみを記入
- 銀行口座の国:日本を選択
- 銀行名
- SWIFTコード SWIFTコードは海外送金をする際に利用する各銀行に割り当てられているコートです。
- 銀行所在地 口座がある支店の住所 英語表記で記入します。
- 支店名
- 支店コード 店番号のことです。キャッシュカードや通帳に書いてあります。
- 出金額を入力
こちらに日本の金融機関のSWIFTコード一覧が記載されています。
仲介銀行に関しては入力不要です。
XMの方で仲介銀行を決めてくれます。
すべて入力したらチェック欄をチェックしてリクエストをクリックします。
海外銀行送金の受け入れが不可の銀行がある
海外送金を拒否される銀行がありますので、以下の銀行は指定しないようにしましょう。
- ゆうちょ銀行
- みずほ銀行のインターネット支店(普通の支店はOK)
- 新生銀行
- ジャパンネット銀行
- じぶん銀行
クレジットカードへの出金方法
出金方法をクレジットカードにすると、クレジットでのショッピングをキャンセルするという方式になります。
なので、入金額以上の出金は不可能。
また、キャンセル処理になるので出金分が実際に「取り消し」として手元に戻るのには相当な時間を要することを覚悟しておきましょう。
カード会社により開きはありますが、だいたい1~2か月後の返金処理になります。
また、仕組みとして複数のクレジットから入金した場合、直近に入金に利用したクレジットから順番に返金処理がされます。
カードへの返却処理には期限があり、原則的には1年間となりますので、1年を過ぎた分に関しては電信送金となります。
クレジットカードへの出金手順
資金の出金ページからクレジットカードの欄の出金ボタンをクリック!
出金額を打ち込み、ボックスにチェックを入れてリクエストボタンをクリックするだけ。
電信送金に比べてとても簡単ですね。
Bitwalletへの出金方法
Bitwalletから国内銀行への出金手数料は412~824円ですので電信送金よりだいぶコストを抑えて出金できる方式でした。
しかし、現在ではBitwalletも入金額までの出金に制限されています。
Bitwalletへの出金手順
資金の出金ページからBitwalletの欄の出金ボタンをクリックします。
出金額を打ち込み、ボックスにチェックを入れてリクエストボタンをクリック!
XMの出金方法は変更になることがあるのでよく確認
XMの出金について解説してきました。
特に2019年になってXMの出金方法が変更になり、これまで可能だった出金方法が廃止になりました。
今後も急に出金方法のルールが変わることがありますが、当面は入金分以外は電信送金だと思っておけば良いでしょう。
また、入金までの日数を把握しておき、急に出金したくなった時にも慌てないようにしておきましょう。
