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ポジションが思惑通りに動いたなら、できるだけ利益を伸ばしたいですよね!
「でも、ずっとPCの前に貼りついている訳にもいかない・・・。」ってのは、よくあること。
そんなときは、トレーリングストップを使うのがオススメです。
トレーリングストップってなあに?
注文方法の1つ。
利益が出る向きへ価格が動いたら、逆指値注文を一定の値幅で稼げる方向へ移動させる注文方法です。
一度移動したストップ注文は戻ることがありません。
なので相場が反転すると、最後にトレールされた水準で終了です。
為替レートがトレール注文の水準まで反転することなく上昇(下降)し続けるときは、逆指値注文も有利な方向へ移動し続けます。
特に、強いトレンド局面で効力を見せます。
トレーリングストップの活用方法
トレンド相場で利用する
トレーリングストップを最大限活用できるのはトレンド相場です。
レンジ相場や不安定な相場は避け、トレンド発生を確認できた時点でトレーリングストップを入れます。
トレンドが発生しやすい銘柄で活用するなどして損小利大を目指しましょう。
もちろん両建もできるで、両建てでポジションを持ち、それぞれにトレーリングストップを設定して運用もOKです。
トレーリングストップ幅の目安は”相場状況やトレードスタイル”によって変わる
では何pips幅でトレーリングストップを置いたら良いのか、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
残念ながらこれといったオススメ値幅はなく、相場の状況やトレードスタイルにより大きく変わります。
幅が狭すぎれば一時的な調整局面で決済されてしまいますし、強いトレンドが起こっている場合は狭い方が利益が大きくなります。
明確な答えはないので、トレードで実際に使ってみて「これくらいが良い」という幅を自身で探ってみてください。
ここに注意!
トレーリングストップとは別にストップロス注文も入れること
トレーリングストップは、ストップロス注文の代わりではありません。
別にストップロス注文も入れておく必要があります。
トレーリングストップが発動するのは、設定した値幅の含み益になったタイミング。
ということは一方的に損失の方向へ動いたら、損が広がるばかりとなってしまいます(>_<)
慣れていないうちは「トレーリングストップを入れたから、これで大丈夫」と考えてしまいがち。
でもこのままでは損大利小のトレードになってるので、ストップロスを必ず入れて回避しましょう。
MT4を閉じるとトレーリングストップは停止する
最大のデメリットはMT4を開いているときにしか稼働しないという点でしょう。
MT4を閉じたり、パソコンの電源を落とすと停止します。
つまり早朝だろうと深夜だろうと、パソコンを点けっぱなしにしてMT4を稼働しつづけなければなりません。
電気代などのことを考えると、トレーリングストップをよく使うならVPSの導入も検討してみましょう。
レンジ相場は苦手・・・。
トレンド相場は得意だけれど逆にレンジ相場は苦手。
レンジだとすぐにトレーリングストップ値に引っかかってしまい、利益を狙いにくいです。
MT4でトレーリングストップ注文の出し方
それでは注文方法を見ていきましょう。
ターミナルウィンドウのポジション一覧から、トレーリングストップ注文を出すポジションを右クリック→「トレイリング・ストップ」を選びます。
トレイリング幅が表れるのでここから選んでも良いでしょう。
自分で指定したいときは「カスタム設定」に進みます。
カスタム設定を選ぶと、ウィンドウがポップアップされます。
ここで自由にトレーリングストップ幅を決められます。
1ポイント=1pipsで、999999ポイントまで指定できます。
決まったらOKをクリックして完了です。
トレーリングストップ注文を停止するには、注文時と同じくターミナルウィンドウの該当ポジションを右クリック→トレイリング・ストップ→「無し」を選択します。
トレーリングストップを上手に活用してトレードしよう
トレーリングストップは損小利大のトレードができる便利な機能ですね。
ポジションの都度設定は要るけれど、自動で逆指値注文をしてくれるので感情を排除してトレードできます。
うまく使いこなして、どんどん稼いでいきましょう!