FXをするからには利益を出すことを期待して行うことになりますし、できるだけ勝つように努力しながら取引をしたりタイミングを見計らうでしょう。
しかし、取引に参加してみたら勝つ人と負ける人が出てきます。
勝つのと負ける、その分かれ目は何なのでしょうか?
資金管理の大切さ
勝つ人は資金管理がきちんとできていて、プラスマイナスゼロくらいか少しずつ勝てるチャンスをもてるのです。
それに対して資金の管理がきちんとできていない人は一回の負けが大きくなってしまい、最終的にお金を溶かしてしまってそれ以上トレードができなくなります。
このような資金管理というのは取引で勝利を得るためのさまざまな資金の管理方法で、例えば、勝つための確率的な考え方やデータの蓄積、ボラティリティの理解などが挙げられます。
また、証拠金を減らさないための損切りのタイミングの見極め方など、勝つための戦略の立て方なども資金管理の方法に含まれます。
この考え方がしっかりとしている人は、よほど変わった手法で取引しない限り、ゼロか少しずつ勝てるのです。
ボラティリティってなあに?
例えば、資金管理で大切なことに「ボラティリティ」があります。
これは価格変動率ともいわれ、一定の期間で相場の値幅の大きさと言われます。
つまり、価格変動の割合で、これが高いか低いかというように表わされます。
そして、これが高い時には価格変動が大きく、低いなら価格変動が小さいということなのです。
ボラティリティはpipsの値幅や割合で考えることもできますが、どちらにしても相場を見て適切に判断するということになります。
価格が狂ったように動き値幅が広い相場はボラティリティが高く、そうでない場合は低いということです。
トレードノートで取引データを積み上げていきましょう。
また、自身の手法を確立していく時に、データの蓄積も役立ちます。
トレードノートなどを活用してデータを記録しておくことはオススメです。
このデータの蓄積はロスカットを行う時にも役に立つのです。
負けてしまう人には損切りをできないというケースがあると言われます。
損切りができなければ、損をそのまま被ってしまい、負ける要因になります。
適切なタイミングで損を切ることはFXを継続して行ううえでも不可欠。
いきなりトレードをしても、いつロスカットをすればいいのかと言ったタイミングの見極めを行うのは初心者には難しいでしょう。
そのため、まずは相場の変動の様子をただ見るというトレーニングを行ってみると良いでしょう。
FXで「待つ」ことの大切さ
FXの取引では待つということはとてもウエイトが大きな重要なことです。
初心者は資金もある程度用意できるので、取引を積極的に行ってみたいという人も多いかもしれません。
しかし、まずは見るということを徹底して、データの蓄積を行ってみるのも資金管理という点からとても大切。
相場を眺めるだけということを数か月続けても良いくらいです。
このことは将来取引に参加した時に役に立つものです。
この時、どのタイミングで損切りをするかを練習してみましょう。
ただ見ているだけで、資金を投入しているわけではありませんので損にはなりません。
じっくりと記録をしてデータを蓄積してみましょう。
トレードルールを決めてみましょう。
このトレーニングを行う時にはまずはルールを決めておきます。
1日にエントリーする回数を決め、相場の状況に左右されるのではなく、決めた回数の取引をこなすというようにしてみましょう。
しかし、逆に言うと、自身で決めた回数を超える取引は行わないということを習慣のレベルまで高めておくようにしていきます。
そして、利確pips数と損切りpips数を決めましょう。
その数字は自身で決めます。
そして、シンプルな形でOKですのでメモは忘れずに。
トレードノートなどを作ってその日のトレーニングの利益と損失を記入し、同時にその時に思ったことや良い点、反省することなどを書いておき、継続的に行います。
このトレーニングでは、自分で決めたルールを守り通すのを習慣化したいですね(*^^*)
このことがFXで自身の手法を確立させるということに繋がっていきます。
そして、損切りについては徹底的にトレーニングを行い、100%実行できるようにしておきましょう。
このような習慣化を図るためのトレーニングを実施して、自身で決めたルールを徹底して守るという状態を形成していくことが必要です。
まとめ
今回書いたことを続けることで、FXトレードに参加できる基礎固めを築くことができます。
実際の取引ではあなた自身で決めたルールを徹底して守ることが重要です。
このことは証拠金を減らさないという点でも大きなポイントです。
つまり、資金管理も同時に行えるんですね(・∀・)
このように、FXで自身の手法を確立するための道筋は資金の管理を適切に行えるようになった上で、継続して取引を行うための大切なプロセスでもあるということなのです。