コロナの為替への影響は？

誰も想像していなかった、コロナのパンデミックによって、世界は類の無い経済危機に陥っています。

多くの人や家族、そして職を失っています。
行き場が霧の中のようで、世界は更なる混沌の渦に巻き込まれようとしています。

今回はコロナの為替への影響や、トレード戦略について考察していきます。

新型コロナはまだ終わっていない！？

非常事態宣言が解除され、街には多くの人が戻って来ましたね。

だんだんとレストランや旅館も賑わいはじめ、いくつかのアミューズメントパークが再開されました。

一部でクラスターが発生しているという報道はありますが、世間の注目は下火です。

それ以上に、著名人の不倫がクローズアップされ、コメンテーターは我が物顔で『それっぽい』意見を述べています。

集団免疫の獲得？ワクチンの発見？

コロナに人類が打ち勝つためには、集団免疫の獲得が必須。
グローバルな時代においては、世界レベルで感染症を捉える必要があります。

日本人だけが徹底して除菌をしても、海外のウイルスが持ち込まれればそれでおしまいです。

個人個人が注意することはもちろんですが、世界経済を新たなステージに進めるためには、ワクチンを始めとした、科学的なサポートが必須です。

キーワードは『ニューノーマル』

人の心が沈んでいる状態では、世界経済を『今まで通り』にすることは難しいでしょう。

そんな次の時代のために必要なものこそ、『ニューノーマル』の考え方です。

新しい『あたりまえ』が誕生し、それが日々の暮らしに根付いたときに、真のNEW生活がスタートするのでしょう。

ニューノーマルの世界

ニューノーマルにおいては、新たなサービスが複数誕生し、世界経済を大きく後押しします。

テクノロジーの発展で、さまざまなデバイスが相互に結びつき、学び、アップデートした環境を作り出します。

そうなった時には、これまでの常識がまかり通らない『ニューノーマル』な時代がやって来るのではないでしょうか。

為替の影響は誰にもわからない

そんなニューノーマルな時代に、『為替』はいったいどうなるのでしょうか？
そんなことは、もちろん誰にも分かりません。

アルゴリズムの進化によって、今までは考えられないような高速トレードが行われ、個人のトレーダーは参入不可能になるかもしれません。

つまり、未来の為替を考えても仕方が無い…。

ポジションは小さくしておこう

今できることは、ポジションは最小限にということ。

ポジションを大きくとった場合は、事前に損切りを入れるなどしてボラティリティに対応するのが無難。

保有ポジションは小さくしておきましょう。

売り買いどちらもできるように

日本人トレーダーは買い（ロング）が多いといわれています。

売り買い両方できるようにトレーニングしましょう。

スワップ戦略は危険

スワップを狙って長期的にポジションを保有している人は、利確できる範囲でポジションを減らしましょう。

世界経済の先行きが全く不透明な中で、どんな政治的介入が行われるかは誰にも分からず…。

金利政策もめまぐるしく変化するでしょう。
小さな噂が出ただけで、為替はショック状態になる可能性もあります。

現在の状況下で、長期的なスワップ狙いは危険です。

あなたができることは資金管理とポジション整理

未来や相場の先行きを気にすることも大切ですが、それ以上に、自分自身でコントロールできる、資金管理とポジション管理を徹底しましょう。

多少の損があっても、取り返しがつかないようになる前に、ロスカットする決断も大切です。
今個人ができるのは、市場から追い出されないよう立ち振る舞うことです。