【FXで法人化するメリット】法人口座はいつから考えればよいのか?

FXで法人化

利益が出ているトレーダーなら、節税のため海外FXの法人口座を1度は検討したことがあるでしょう。
今回は、そんなFXで稼いでいるあなたにお届けします。

FXの「法人化」とは

会社設立
FXで法人化というと、法人を設立し、その法人名義の口座でトレードすることを指します。
法人としてトレードするには「法人口座」の開設が必要になります。

個人と法人の大きな違いは、税金面。
「雑所得」として総合課税の対象になる個人と、「法人税」の対象になる法人ですね。

海外FXにおける法人口座と個人口座の違い

法人口座と個人口座の税制面の違い

法人口座と個人口座の税制面の違い。国内と海外のFXの個人と法人比較表

先にも書いた通り、個人口座の利益には所得税が適用されます。
一方、法人口座の利益には法人に対する法人税が適用されます。

法人口座と個人口座の税制度の違いは?

税金

法人口座の税制度は個人口座よりも有利です。
具体的に言うと、経費の範囲や損益繰越の面ですね。

FX以外にもアフィリエイトやライター業、セミナー講師などの収入があるケースには全ての収支が事業所得に分類され、経費の範囲が広くなるメリットがあります。

取引条件は同じ

海外FXでは個人口座も法人口座も取引条件は同じ。
法人も個人も同じようにハイレバレッジでトレードでき、スプレッドも不利になったりしません。

国内FXでは個人口座は最大レバレッジ25倍ですよね。
法人口座だと最大レバレッジがおよそ50~70倍の取引ができるけれど、海外FXのように500倍などの高レバレッジはムリです。

まりえ

海外FXの法人口座は、法人のメリットを享受しつつハイレバで取引できます。

法人化のメリットって?

法人口座のメリット4点
  1. 経費の範囲が大きい
  2. 税率が下がる
  3. 損益通算ができる
  4. 損失が繰り越せる

1.経費の範囲が大きい

法人口座で取引するならぜひ活用したいのが経費計上による節税です。
その年に500万円の利益を出したとき、経費が200万円かかっていれば課税される所得は300万円ですよね。

法人税では経費を「損金」と呼びます。

算入できるものには

  • 役員報酬
  • 支払家賃
  • 保険料

などがあります。

例えば家族などへの役員報酬や給与で支払った分は「損金」となります。
さらに法人から役員報酬で受け取ったお金は給与所得控除で課税される所得を抑えることもできます。

まりえ

役員報酬での節税は法人化の節税の王道ともいえる方法。
ぜひ覚えておいてくださいね!

また自宅の契約を法人で行って家賃を支払えば、その分が「支払家賃」として経費に。
保険料は法人名義で契約し受取人を個人としても、経費にできるものがあります。

2.税率が下がる

法人税は最高税率が個人よりも低いので、稼ぐ金額が大きいほど税金を抑えられます。
ただし、法人所得には法人税以外にもいくつかの税金がかかります。

  • 法人税
  • 地方法人税
  • 法人住民税
  • 法人事業税

法人化により実際にどれくらいの節税効果が得られるかは複雑なシミュレーションが必要です。
でも、法人税は個人の総合課税みたく税率45%にはなりません。

利益が大きいほど法人化はメリットがありますね。

3.損益通算ができる

個人の所得税でも可能だけど、法人だとその範囲が広がります。

海外FXの個人口座は「雑所得」に分類されるので、事業所得との損益通算は不可。

一方、法人だとFXも「事業所得」に分類され、FXの利益で別事業の赤字とを損益通算することも、逆にFXの損失を他の事業の利益で損益通算することもできるんですね!

4.損失が繰り越せる

損益繰越はFXで損失を出したら、過去の赤字と将来の利益を相殺する仕組み。

個人だと3年間。
それが法人になると10年間もの損益繰越が認められているんですね。

法人化のデメリットってある?

まりえ

メリットばかりに感じられる法人化ですが、もちろんデメリットもあります。
  1. 法人設立費用
  2. 赤字でも費用が発生する
  3. 利益の引き出しが自由にできない

1.法人設立費用

株式会社の定款

法人の設立には株式会社だと、定款や登記費用などがかかります。
定款の電子認証であれば20万円程度。

2.赤字でも費用が発生する

法人はたとえ儲かっていなかったとしても、必ず要る税金や固定費があります。

まず、法人住民税7万円(※)は利益に関わらず毎年かかります。
その他、税理士報酬や社会保険料などの費用が要りますね。

※法人税の均等割は資本金により変わります。

3.利益の引き出しが自由にできない

法人が会社の資産を引き出すときは「役員報酬」という形になるけれど、その報酬には「決められた妥当な額」という制限があります。

また、役員報酬は事業年度がスタートしてから3ヶ月以内に確定するのが基本。
勝手に変えることは簡単ではありません。

そのため、金額を決めるときは税理士と相談するのがオススメ。

法人化はどれくらい稼げるようになってからがいい?

法人口座を開設して法人としてトレードする目安は大体月額60万円以上、年間720万円以上が目安と言われています。

個人とは違い売り上げに関わらず税金がかかるので、FXの損益以外にもその点も念頭に置いておきましょう。

また、法人化にふさわしいタイミングはそれぞれの事業の状況によって異なるので、税理士などの専門家に相談しましょう。

法人口座の開設方法

ほとんどの海外FX業者で法人口座を開けます。
でもXMだとできないので、注意してください。

TITAN FX…口座開設フォームで「法人取引口座」を選択
Traders Trust…口座開設フォームで「法人」を選択
Tradeview…「法人口座開設フォーム」から口座開設
IFC Markets…口座開設フォームで「法人口座」を選択して口座開設

海外FXの法人口座開設は各社申請方法が異なります。
不明な点は、それぞれの業者に問い合わせてくださいね。

法人口座開設時に求められる書類
  • 登記簿謄本
  • 取締役の身分証明書
  • 取締役の現在住所確認書類

法人口座のメリットとデメリットをしっかり理解しよう!

法人化にはその人の状況によってメリットとデメリットがあります。
それらを照らし合わせて、法人化するかしないか判断してくださいね。

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