『FX戦士くるみちゃん』を読んでみた感想を書いてみました。

FX戦士くるみちゃん

FXトレーダーの間で話題のマンガ「FX戦士くるみちゃん」を読んでみました。

こちらはネットで無料公開されていて、FXに振り回されるくるみちゃんや周囲の人のトレードでの心情をリアルに描いたマンガです。

あまりにも生々しい心理描写はトレーダーたちの共感を呼び、ネットで大好評。

参考:「FX戦士くるみちゃん」を読む

登場人物

福賀くるみ(ふくがくるみ)

20歳 大学3年生
母がFXで2,000万円損して失踪したのちに死亡。
その2,000万円を取り返そうとFXをスタート。

福賀郁夫(ふくがいくお)

53歳 会社員 くるみの父

くるみと同居している。
くるみがFXをすることには反対。

福賀梢(ふくがこずえ)

くるみの母。
42歳で亡くなる。

FXで2,000万円を損して失踪、その後死亡して見つかる。

小金萌智子(こがねもちこ)

20歳 くるみの大学の友人でFXをやっている。
フレネミー(親友とみせかけて実は敵)な感じ。

山師芽吹(やましめぶき)

20歳 くるみの大学の友人で、FX初心者。
FXで失敗してヤバいことになる。

くるみの父以外、とにかくFXをやりまくっています。

そもそも母親がFXで溶かした2,000万円をFXで取り返そうとするなんて!
くるみちゃんもすごいメンタルの持ち主です。

まりえ

お金を短期で取り返そうとする焦りがFXのドツボにはまっていき、ストーリーを面白くさせている要素の1つかもしれません。

漫画の感想(一部ネタバレあり)

漫画は鉛筆描きの状態で公開されています。
絵のタッチは少女漫画チックですが、話の内容は結構ハードです。

お父さんのタンス預金でFXを開始

大学3年生のくるみは、亡き母がFXで溶かした2000万円を取り戻すため、お父さんのタンス預金300万円を使って海外FXで豪ドル円をトレードしています。

いつの間にかナンピンで無理なポジションを重ねて、相場が急変でロスカット寸前になったところから話は始まります。

相場でのマズイ状態になったときの心情が細かく描写されている

心臓がドキドキすることや、ロスカットして「少し」のお金が残るくらいならここで何とかして取り返したいと思う気持ち、神に祈ってしまう感じ、結局最後を見届けるのが怖くてチャート画面を閉じて放棄…。

こんなことは、ある程度相場経験を積んだ人の多くが体験したことがありますよね。

逆に、初心者の人やこれからFXを始めようとしている人にはピンとこない内容ではないかな?

このマンガには手法は書かれていません。

FX関連では、手法やFXの仕組みに解説する初心者さん向けの書籍が漫画のスタイルになって販売されていたり、ネットに掲載されていたりしますよね。

こういった漫画はたいていはFXトレードの前提の話だったり、基礎的なトレード手法を紹介するのみで踏み込んだ内容はあまり書かれていません。

まりえ

「FX戦士くるみちゃん」では、相場経験のある人なら誰でも1回は体験したことがあろうFXでの大失敗と、それに伴う感情が鮮やかに描かれています。

FXをやってることを誰にも言っていなくて、大損したり失敗しても人に吐き出せない人って意外に多いのかなー?

こちらは「そうそう!」「わかる」と、共感しながら読めると思います。

最初は、鉛筆描きなので読みにくいマンガだなーと思いながら読んでいました。

でも緊迫したシーンでは、この鉛筆のタッチが生々しくてよりキャラが感じている恐怖感が伝わりやすいといいますか、余計にのめり込んでしまう感じがありました。

マンガから得た教訓

マンガではFXの失敗談が数多く描かれている

例えば、芽吹ちゃん。

FXに慣れてきてドル円のポジションを保有したものの、ストップロスに狩られたらもったいないと思ってそのまま寝てしまい…。

その間に相場が急変して強制ロスカットになったエピソードが掲載されてました。

まりえ

わたし自身も、ロスカットまでいかなくても、金曜にポジションを保有したまま→月曜日になったら窓が開いて大変なことになってた、ということは何度も経験しています。

登場人物たちはゾッとするような事態に突入していくのに、それでも懲りずにFXを続けては失敗を重ねます。

わたしもマンガほど大変な目にはあっていないけど、似たようなヘマで冷や汗をかいたこともあるし、懲りずに同じような失敗をすると事もあtりました。

本当にヤバくなったときの冷静でいられない感じが「自分だけじゃなかったんだ」と共感します。

同時に、失敗が赤裸々に描かれているからこそ「だからやってはいけないことだったんだ」と改めて納得しました。

これまで色んな本やサイトの文章を読んでも響かなかったのに…

「FX戦士くるみちゃん」にはその恐ろしさを突き付けられた感じ。

ストーリーの中で2006年頃のFXブームの頃は円キャリートレードが主流で高金利通貨のロングだけで「儲かる時代があったのだ」と紹介されています。

でも、まだ高金利通貨のスワップ狙い投資がスタンダードだと思っている人は結構いるのでは??

国内FX業者の中には、まだそんなトレードができると前面に押し出してる業者もたくさんあります(><)

わたしはスワップ投資はほぼやっていないものの、心のどこか奥底で「スワップがもらえる円キャリートレードがスタンダード」という固定概念がこびりついていたように思います。

でも、それは既に過去のもので時代が完全に変わってしまったのかもしれません。

商業連載が始まってます!

この「FX戦士くるみちゃん」、なんとなんと!!
(株)KADOKAWAのコミックフラッパー2021年3月号から商業連載がスタート。

作画は炭酸だいすき先生です。
絵柄が変わって、また違った面白さが出るかもですね。

これまで原作のでむにゃん先生は無料で漫画を公開してくれていたので、先生を応援する意味でも購読、コミックスが発売されたら購入したいと思います。

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